「ねぇ、あの話を聞かせて」
「んー、あの話って、どの話だ?」
 ひとつのベッドにふたりで潜り込んで、娘が父に寝物語をねだるのは、いつものこと。
 赤髪海賊団の船長として、冒険の話ならネタに困ることはない。昨夜は深海での、巨大な深海魚と敵船とに挟まれた戦いの話をしてやったっけ。
 明かりを落とした中で、娘は少しだけ寄り添ってきて、ひそやかに笑いながらこう言った。
とママが、出会ったときの話」
「ああ。お前、好きだなァ」
 何度もしてやった話だ。おそらく母からも何度も聞いているだろうに。それでも飽かずに求める。
 「結果」としての存在が、「原因」を彩るそのまばゆさに、焦がれているのはよく分かる。
 なぜなら、それはシャンクスにとっても、誇らしく懐かしく、この上ない美しさに満ちた思い出なのだから。
「よし、じゃ話をしよう。今日は最後まで聞けるかな?」
 この間は最後まで話す前にが眠ってしまったし、語り手の方が先にダウンしてしまうこともある。
 シャンクスは、自分にそっくりの赤い髪をゆっくりと撫でながら話を始めた。
「……あれは、おれが十八歳のとき……、赤髪海賊団も今よりずっと規模が小さくて、船も小さいのだったし、クルーもまだまだ少なかった。元々おれは世界を時間をかけてゆっくり見ていきたいって思ってたからな。仲間集めをしながら、面白そうなことを探して海を渡っていたのさ。それで、イーストブルーに入っていたおれたちは、ある日物資補給を主な目的として、ビジュレルに上陸した」
 ビジュレルと聞いて、は微笑む。そこはイーストブルーのの故郷、十五歳になるまで母と共に海賊修行に明け暮れていた場所だからだ。
「ビジュレルの中心街は、今もそうだが、結構賑わっててな。物資はスムーズに手に入った」
 父の声が心地良くて、物語に没頭しているうちに夢の中へ入っていけそうな予感……。
「何もなかったら、次の日には出航していたんだろうが、その夜酒場に出かけたベックマンたちが、面白い話を手土産に戻ってきたんだ」


 パレード 


「財宝の、眠る島……?」
「ああ。飲んだくれのオヤジの言うことだから、信憑性は疑わしいがな」
 そのころはまだ黒髪の副船長、ベン・ベックマンは、煙草の煙を吐き出しながらニヤッと笑った。
「しかも、そのお宝を守る小鬼が住んでるって! この近くの名もない小島にさ。こりゃ行くしかねェだろ、お頭!」
 狙撃手のヤソップは、もう乗り気だ。
 だが最も乗り気なのは、その話を聞いたばかりの船長。
「そりゃ面白ェ! 行ってみよう! 野郎共、明日は宝探しだ!!」
 赤い髪に麦わら帽子の、まだ少年のような面差しをしたシャンクスが張り切って左腕を突き上げると、
「おおおーっ!!」
 冒険好きの仲間たちもこぶしを上げて、応えたのだった。

 次の日、空はピーカンで、全くの冒険日和であることに大はしゃぎしながら、赤髪海賊団は件の小島に船をつける。
 数分あれば一周できるほどの面積しかなく、砂浜の向こうにはごつごつとした岩場ばかりが見える殺風景な島だった。
「よーし行くぜ! 鬼出てこーい!」
 シャンクスが先陣切って駆け込む。
「おいおいちょっとは慎重に……」
「全く放っておけねェな」
「おれも行くぜ!」
 ベックマンとヤソップとラッキー・ルウ、更に数名が後を追う。
 皆で大きな岩石を乗り越えながら進んで行くと、ほどなく洞窟の入り口が見えた。明らかに人の手によるドアがしつらえられている。
「ここが小鬼の住みかか? お宝もここかな」
「しかし小鬼ってイメージでもねェな。鉄の頑丈そうなドアだ」
「人が住んでるのかな? 行ってみようぜ」
 やっぱり飛び出したのはシャンクスだ。
「お頭! 危ねェ!」
「!?」
 船長をめがけ、四方から何かがきらめきながら飛んできた。ベックマンが飛び出し、銃身を使って弾き飛ばす。シャンクスも即座に剣を抜き、辛うじて身を守った。
 地面に落ちた物を見やると、無数の、鋭く尖った鉱石のようなもので、太陽の光をとても眩しく弾いているのだった。
「アンタ少しは警戒しろよ」
「……悪ィ」
 言ったそばから無防備に次の一歩を踏み出す。
 近くの岩に、綺麗な黄緑色の宝石がくっついているのを見たからだ。
「おいお頭」
 男たちが止める間もない。シャンクスは宝石に手を伸ばした。とたん、手が、全身が、もやっとした感覚に包まれ、パチ、パチと音がする。
「何だこれ、冬にセーター着たときみたいな……」
「お頭ァ!」
 岩に埋め込まれた別の赤い石が光り、バチバチ火花が飛ぶ。
「うわあッ!」
 やがて引火して、シャンクスの体は火だるまになる、はずだった。
 ラッキー・ルウが一瞬先に察して、手にした肉で炎を受け止めなければ。
「あーあ、肉がもう食えねェ」
 黒コゲになった骨付き肉を、名残惜しそうに投げ捨てる。
「静電気か。まだお頭の体にたまってるぜ」
 ヤソップがシャンクスの頭を指差して笑う。他の男たちも、げらげら笑った。
「何だよ、何がおかしいんだよ」
 麦わら帽子から出た部分の赤い髪が、ふわふわと逆立っていて、お頭の威厳も何もあったものではなかった。
「しかし、こんなトラップを張り巡らしているとは」
「なかなかイタズラ好きの小鬼だな」
 あの鉄の扉の向こうで、罠にかかる侵入者を覗き見てはせせら笑っているのだろうか。
「面白ェ。どんな奴が住んでるのか、ますます興味が湧いてきた」
 ようやく周りに気を配るつもりになったか、怪しげな岩には近寄らないようにし、きょろきょろしながら一歩ずつ歩を進めてゆく。
 ふわふわした赤髪もようやく落ち着こうというころに、急に、皆の足元の地面がなくなった。
「うわーっ!」
 落とし穴だ。ベーシックな罠だ。
「うひゃ!」
「危ねェ!」
 落とし穴の底には、鋭く尖った水晶のようなものがたくさん敷きつめられている。
 男たちは、それぞれとっさに、壁面に剣を刺してそれにつかまったり、逆立ちして手で水晶を掴んだりして、辛くも串刺しを免れた。……ところに、赤髪の船長が最後に落ちてくる。
「うぎゃー」
 何の工夫もなく落ちたシャンクスは、皆がクッションとなってくれたおかげで無傷だったものの、
「おっお頭ァ……」
「重い……!」
 下敷きになった男たちはたまったものではなかった。
「すまん!」
 すぐに壁面に取り付き、短剣を助けにしながらよじ登る。こういうのは得意とするところだ、せっせと登ってゆき、ようやく落とし穴のへりに手がかかった。
「よいしょ!」
 力を込めて体を持ち上げ、穴の外に顔を出すと、額にいきなり硬い物体を押し付けられてさすがにひやりとする。
「――」
 目のすぐ前に、スニーカーが見える。それに続く足首。……人だ。
 もう少し目を上げると、すべらかですんなりとした脚を見上げることが出来た。……これが噂の子鬼? 少年だろうか。
 こちらに腕を伸ばして、額に押し付けているのは、どう考えても拳銃だ。
 顔は、逆光のせいでよく見えない。
「お前たちは、何者……?」
 抑えた声での誰何(すいか)に、シャンクスはにっと不敵に答える。
「海賊だ!」
「……海賊?」
 その単語に何故かぴくりと反応し、彼は手を緩めた。
「本物の、海賊……?」
 シャンクスがやはり笑んだまま頷くと、突然額から銃口は外され、ガチャリと重厚な音を立て拳銃は地に投げ捨てられた。
「海賊! しかもこんなに可愛い!」
「かっ可愛い!?」
 拍子抜けのシャンクスに、喜びを抑え切れないといったように手を貸し、一生懸命落とし穴から引き上げてくれた。
「私、海賊って大好き!! よくこんなとこまで来たわね!」
 高くなった声と言葉遣いに違和感を覚え、服についた土を払いながらよくよく相手を見る。
 ゆったりとしたシャツにハーフパンツといういでたちのせいで、やはり少年のように見えるが、女の子……なのか? 顔を見ても、黒縁メガネに寝癖のままのような短い髪で、やはり男の子のようだが。
 ただ、ミルクティのような髪の色と、メガネの奥できらきらしている薄緑色の瞳を、シャンクスはとても気に入った。
 特に瞳は、さっきも見たばかり……そう、岩に埋め込まれていた静電気の石と全く同じ色をしている。
「きみが、宝を守っているという、小鬼なのか?」
「……小鬼!? あははは……本島じゃそんな噂が飛び交ってるの? 小鬼なんて、可笑しい!」
 お腹を抱えてひとしきり笑い、彼女は海賊に向かってこう自己紹介をした。
「私はっていうの。この島で一人暮らしをしているのよ。残念ながら、ここにはお宝なんてありゃしない。略奪する価値もないわ」
 シャンクスは麦わら帽子に手をやり、歯を見せて笑った。
「略奪なんてしねェよ。何があるのか見てみたかっただけだ。おれはシャンクス。赤髪海賊団の船長だ」
「えっあなた船長なの? てっきりそっちの人かと思ってた」
 と指差す先には副船長。
 他の皆もぞくぞく落とし穴から這い出してきており、のもっともな勘違いに笑い声を上げたりしている。
「ははは。まァそう見えるかも知れねェが、一応おれがお頭ってことになってんだ」
「可愛いお頭なのね!」
 また可愛いと言われた。調子が狂うが、は海賊と聞いたとたんにフレンドリーになって、にこにこととても嬉しそうだから、シャンクスも悪い気はしていない。
「ね、良かったらお茶でも飲んで行かない?」
「えっいいのか?」
「うん。あなたたち、怖い海賊じゃなさそうだし」
 さっき放り投げた拳銃を拾い上げ、は先に立ち例のドアに向かう。
「じゃあ、ご馳走になるとするか」
「おいおいお頭っ」
 何か進言したがっているヤソップを、ベックマンが止め、首を振る。
 警戒心皆無のお頭の代わりに、おれたちが気を付けていればいい。
 そう、目で告げて、ヤソップの肩をぽんと叩いた。

 小さな島にひとりで住むこの娘、が、海賊を大歓迎した理由は、彼女の住みかたる洞窟の中に足を踏み入れて、すぐに分かった。
 外見のそっけなさからは想像も出来ないくらいに、居宅として住み心地良く整えられたそこには、名立たる海賊たちの手配書や小さな海賊旗のマークがあちこちに貼られた世界地図、それに海賊船の模型などが飾られており、壁の一面を占める巨大な本棚にも、海賊関連の書籍やスクラップブックなどが多く見られた。
「海賊が大好きなの。特に海賊王ゴールド・ロジャーが処刑されて、大海賊時代が始まってからは、いつも海賊情報はチェックしてるわ。でも、実際に海賊がこの島に上陸したのは初めて! 嬉しい!」
 はしゃぎながら皆の前に、コーヒーカップやマグカップを置いてゆく。いつもはひとりだから、カップが足りないのだろう、最後は茶碗やお椀まで総動員して皆をもてなそうとしてくれていた。
 しかしテーブルも、男たちが全員で囲むにはいささか小さいため、シャンクスは立ち上がって海賊グッズコレクションを眺めたりし始める。
「この模型、よく出来てるな」
「私が作ったの。ああ触っちゃダメ!」
 壊されたら困るとばかりに、左手を掴まれて、シャンクスはドキッとする。のたおやかで少し冷たい手は、そのなりとは裏腹の女性らしさを強く印象付けるものだった。
 小柄な彼女を見下ろす。海賊船の模型の説明に夢中になっているの、黄緑色の瞳が、メガネの向こうで生き生きと輝いている。
 美しいと思った。
「船なら、おれたちの船、見に来ないか……」
 誘いの言葉は、自然に口をついて出た。
 まだ警戒を完全には解けない副船長たちはぎょっとしていたが、少年のような少女があまりに嬉しそうに、
「本当に!? いいの!?」
 と大ハシャギするものだから、結局何も言えないまま、電気石の眼をした海賊オタクを船に招待することになってしまった。

 海賊大好き娘のは、現在十九歳。生まれはビジュレルではなく、ゴア王国――そう、海軍の英雄モンキー・D・ガープやその息子ドラゴンと同じ国の出である。
 非常に優秀な成績で学校を出たは、二十歳までという約束で、自由な生活を許された。二十歳になったら実家に戻らなければならないが、今はこのビジュレルに属する小島で、海賊に熱狂しながら自分のしたい研究をして暮らしている。
「女の一人暮らしは危険でしょ。万が一のことを考えて、こんな男の子みたいなカッコして、家の周りにもトラップ仕掛けてるのよ」
「そうだったのか。危うく死にかけたよ、ははははっ」
「あはははっ」
 殺伐とした会話をしながら和やかに笑い合っている。
「今度は操舵室を案内するよ」
「わーワクワクする!」
 海賊船巡りを楽しむ、自分のことを話したり、冗談を言って笑ったり。それを先導しながら、得意げに解説をする船長も、心浮き立たせているのがよく分かる。
 そんなどこか初々しい二人を、ちょっと離れてついて歩いているクルーたちは生温かく見守っている。
 は嘘を言っているふうではないし、本当に単なる海賊ファンの女の子なのだろう。最初の警戒心も薄れ、皆この小柄でさっぱりとした少女に好感を持ち始めていた。
 だから、そのまま夜を迎え、船上でを交えた宴会に突入していったのも、当然の展開と言えたのだ。

「かんぱーい!」
 ジョッキをぶつけ合わせて、いつものような大騒ぎが始まる。も見た目は男の子のようなので、一見この男だらけの海賊宴会に馴染んでいるようだが、やはり仕草や言葉遣いからは女性らしさが溢れていて、意識せずとも周りの男たちの目を惹き付けるのだった。
、そんなに海賊が好きなら、海賊になりゃいいじゃねェか」
 お客を自分のそばから離さずに、赤髪の船長は上機嫌だ。
「このまま乗って行かねえか? 海の知識はかなり深いみたいだし、あのトラップを応用すれば戦闘も出来るだろ」
 実際、の頭の良さと熱心な向学心には、シャンクスも感心していた。女の子だからというのは関係なく、純粋に仲間になって欲しいと思っていた。
「なあ、おれたちと一緒に行こう」
 誘いを重ねると、はジョッキを持った手をじっと見つめていたが、やがて顔を上げシャンクスに微笑みかけた。
「嬉しいわ、ありがとう。でも、私は海賊にはなれない……憧れているだけの方がいいのよ」
「憧れているだけでいいなんて、そんなことあるかよ」
 シャンクスには分からない。全て条件は揃っているのに、何が枷になるというのか。
「私に許された自由な時間は、二十歳まで……」
 はやはり笑んでいたが、どこか寂しそうにも見える。
「それまでに、陸で研究したいことがあるから」
「……そうか」
 よく分からないが、意志に揺るぎのないことは伝わる。さすがのシャンクスも、引き下がらざるを得なかった。
「お頭、明日には出航するんだろ?」
 相変わらず肉をかじっているラッキー・ルウが何気なく口にした言葉に、覚えずびくりとする。
 確かに、物資の補給は済んでいるし、が仲間になってくれるわけでもないのだから、何もないこの島に長居する理由はない。
「そうだな……明日には……」
 お別れだ。
 そう思うと、胸が痛くなるほど切ない。どうも変な話ではある、今日会ったばかりなのに、こんなにも離れがたい気持ちになるなんて。
 海賊稼業だ、人との出会いも一期一会、それが当然だったのに。
 で何か考えているふうだったが、心に決めたかのようにひとつ頷くと、黄緑色の瞳でシャンクスを見上げた。
「船長さん。明日、出航する前に、またうちに来てくれる?」
「あ、ああ。またおいしいお茶、ご馳走してくれるのか?」
「うん。ご馳走するわ」
 黒縁のメガネの奥で細められる目を見ていた。淡い緑の色が、昼間の石を思い出させる。そしてシャンクスの胸の中で、パチパチ静電気が弾けた気がした。


 手洗いに行くと言って席を立ったが、まだ戻ってこない。迷ったのだろうかと探しに出たシャンクスは、船室のドアを背にして立っていると、そのドアに両手をつき彼女を閉じ込める格好で何かを囁いている男とを目撃してしまった。
「お頭」
「何やってんだ、お前……」
 二十代半ばほどの戦闘要員である仲間に、シャンクスは鋭い眼を向ける。
「そんな怖い顔で睨まなくてもいいだろ、ちょっと口説いてただけじゃねェか」
「……私はお断りしたわよ、じゃあね」
 そっけなくすり抜けて、は一人で歩いて行ってしまう。
「ちぇっ。……まぁまだ夜は長い。あの娘、ああ見えて結構な上玉だぜ」
「……馬鹿野郎っ」
 体格のいい男の、胸ぐらを掴んだ。相手の肩が壁にぶつかる。
「明日には出航するんだぞ。それなのに……」
「分かってるよ。おれは一晩だけの恋で十分なんだ」
「……」
 返す言葉もなく、振り上げた左の拳が震える。男は余裕の表情で、お頭のその手を振り払い、赤い髪をくしゃっと撫でてやる。まるで子供扱いするように。
「お頭、あんたはまだ恋を知らねェんだろ。こういうことには口出ししねえでもらいてェな。……おーい、待てよー」
 を追いかけるように走って行ってしまった。
「……くっ」
 恋を知らないのも、プライベートに口を挟む権利がないのも本当で、もっともなことだ。なのに説明できない苛立ちと怒りにさいなまれて、シャンクスは左拳を壁に叩き付けた。
「何だよ……畜生、何でこんなイライラすんだ……!?」












                                                             つづく





  ・あとがき・

ママとシャンクスの出会いが気になる! というお声があったので、早速考えてみました。実は全然考えてなかったので、白紙からの設定作りでした。ちょっと時間かかっちゃった。
ちゃんとは違う雰囲気の女の子にしてみました。顔は似てるけど、雰囲気違うってシャンクスも言っていたからね。

0話を見ると、20年前にシャンクスがヤソップを誘ったことになってるんですが、そうするとどうやってウソップが生まれたんだ? ってことになるような。
誘われたけど一度は断ったか、一旦家に帰って、そのときにウソップができたか……分からないけど、せっかくなのでここではヤソップが仲間としていることにしておきます。

若いころのシャンクス可愛いですね。三巻の見習い時代が可愛い。今はすっかり貫禄出ちゃってますが、あれは失った片腕をフォローするために猛特訓した成果なんだと思ってます。
今回は十八歳なので、まだまだ可愛いシャンクス。ルフィに出会う十年くらい前ってとこですか。

そんなシャンクスの遅い初恋は、どんなふうに実るのか、まだ続きます。




 パレード 2




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