不機嫌 4
「あっ・・・!」
兄の陰から見上げたとたん、は顔を輝かせ、前に飛び出た。靴を脱ぐのもまどろっこしいといった態で、勝手に上がりこんでいた男に抱きつく。
「L兄ちゃん!」
ふわり抱き上げられて、はしゃぎ声を上げた。
「久しぶり、。・・・お前も」
軽くウェイブがかった黒髪、長めの前髪の下から目線を送られて、Lはちょっとムッとしてみせる。
いつまでを抱っこしているつもりなんだ。
「帰って来るなら来ると、連絡くらいくれたらいいじゃないですか」
「連絡すれば、歓迎パーティでも開いてくれたのか?」
ソファに座って、まだを独り占めしている。
もだ、あんなにべったり寄り添って。
「開くよ、L兄ちゃんのために盛大なのを」
「ははは相変わらず可愛いな、は」
「・・・・」
膝を抱え、Lはいつもの倍近くの角砂糖をコーヒーにばちゃばちゃ入れると、乱暴にかき混ぜた。
真向かいでと楽しそうに喋っては笑っている男を見やる。
は独自に「L兄ちゃん」と呼んでいるが、彼は一番上の兄だ。
世界各国飛び回り、連絡をつけるのも一苦労といったデラシネ生活を送っているクセに、たまにこうしてふらりと帰って来ては色々かき回してまた出ていってしまう。
はかなり懐いているが、そんなところも含めて、Lにとって少々煙たい存在ではあった。
「今回は何の用で・・・」
「用がなきゃ帰ってきちゃダメか。ここは私たちの家だろう」
だったらフラフラしてないで長男らしく家にいろ。なんてとても口には出せないけれど。
「そうだよ、もっと喜びなよ。お土産だってこーんなに持ってきてくれたんだし!」
リビングに山と積まれた箱や包みを指して、は楽しそうだが、大部分この妹のためのお土産だというのは分かり切っていた。
意固地になっている弟の様子に、兄はふと笑みをこぼす。
「お前にも買ってきてやったよ。珍しいお菓子とか、おいしいお菓子とか、甘いお菓子とか」
「・・・それはどうも」
珍しいお菓子、おいしいお菓子、甘いお菓子。不本意ながら、ちょっと心が浮き立った。
L兄ちゃんは優しくて頼りがいがあって、大好き。
もちろんのことも大好きで、愛情に差などないのだが、たまにしか会えない分、いっきにはじけてしまうのだ。
それがの不興を買うことも分かっていたけれど、嫉妬めいた感情を持たれるのはひそかに心地よかった。
しかし、例えそれがなくとも、はなぜかL兄ちゃんを苦手としており、顔を合わせるとどことなく不機嫌になってしまう。にとってはちょっぴり悲しいことだった。
「L兄ちゃん、、トランプしようよ!」
自分が率先して、楽しい時間を作らなきゃ。
「せっかくL兄ちゃんが帰って来たんだから、夜通し遊ぼう」
「起きていられるのかな」
笑いながらL兄がトランプを受け取り、カットしシャッフルする。いつもながらマジシャンもびっくりの鮮やかな手際に、は見とれてしまう。
「何やる? ポーカー? ブラックジャック?」
「ババ抜き!」
「・・・了解」
LもL兄も、類稀な頭脳の持ち主ではあるが、イカサマでもしない限り、トランプゲームで常に勝てる保証なんてない。
「やったぁ上がり!」
バンザイして、が一抜けしたのも何ら不思議ではなかった。
「やられましたね」
両足をソファに上げて膝を立てる座り方で、兄Lから一枚引くと、クラブの5だったので、手持ちのダイヤ5と共に場に捨てる。
Lの手にはジョーカーを含め二枚のカードが残った。L兄は最後の一枚。
いよいよババ抜きのクライマックスである。
「ただ勝負を決めるだけってのも芸がないし・・・」
カードを引く前に、兄はこんなことを持ちかけてきた。
「先に上がった方が、お姫様にキスできるっていうのはどうだい」
ここでの方に目をくれたので、「お姫様」が自分のことであると悟る。
「何、言ってんですか・・・兄妹なのに・・・」
語尾を濁す弟の様子に、薄く笑う。
「ただの遊びだ。じゃ引くよ」
「・・・はい」
二枚だけのカードを手の中で混ぜて、兄の前に掲げる。たかがゲームに、本気になってしまっている自分に気がついていた。
相手はじっと目を覗き込んでくる。探るように、あるいはポーカーフェイスを崩してやろうと。
Lはわずか逸らした。・・・気持ちが負けてしまっている、いつも。
推理をしたり、策を張り巡らしたりするときの「必ず勝つ」という気概がまるで湧いてこないのだ。
だから苦手だ・・・この人のことを。
L兄は、心の内を見透かしたかのように笑い、右側のカードを取った。
「・・・私の勝ちだ」
二枚まとめて捨てられる。
手の中に残ったジョーカーを見て、Lは、ため息しか出なかった。
「じゃ約束どおり、にキスを・・・」
ソファの上で迫られて、は軽く逃げるようにする。
「口はイヤだよ〜」
「はいはいお姫様」
チュッ。優しく額にキスをした。
「L兄ちゃんったら」
笑って体を起こす。は場のトランプを集め始めた。
「次は7並べね。、それも」
手を出されて、はじめてジョーカーを握ったままだったことに気付く。
開いた手の中で、カードは二つに折れ曲がっていた。無意識のうち、力をこめていたらしい。
「あ・・・すみません」
「・・・どうして折っちゃったの?」
怒っているわけではない、ただ不思議だった。
「・・・すみません」
もう一度、同じ謝辞を繰り返す。珍しいほどしおらしい態度、らしくない。
「ジョーカーはもう一枚あるから大丈夫だけど・・・どうかした?」
「・・・いえ、何でもないんです」
の心配そうな顔、Lのやはりぎこちない口調。
ソファに背を預け、上の兄は黙って見やっていた。
「疲れてしまったのかな」
「遊園地でも元気に遊んでいましたから」
「夜通し遊ぶ!」と張り切っていた当人が一番最初にソファでダウンしてしまった。
「私が部屋に運びます」
の体に手をかけようとするL兄を遮り、そっと抱き上げる。
「重くないか?」
「年頃の女の子にそれは失礼です」
憮然と返し、階段を上る。
の部屋に入り、ベッドに寝かせると、その寝顔を見つめた。
・・・何も知らない、可愛い妹・・・。
前髪の軽く乱れる額が、さっきのシーンをフラッシュバックさせる。
L兄にとっては、ただの戯れだったろう。・・・キスが、ではない。弟の心をかき乱すのが楽しいのだ、あの人は。
「・・・」
切なさにたまらず膝をつき、覆い被さるように近づく。静かな寝息がはっきりと聞き取れるくらいまで。
柔らかそうな唇。半開きのそれは、あどけなさと色っぽさを併せ持っている。
揺れる心を、自分ではどうにもできない。静めて欲しくて、口を寄せた。
「・・・妹、だろう」
「−!」
バッと立ち上がる。肩越しに振り向くと、ドア口にもたれるように兄が立っていた。
「・・・布団をかけてあげていただけです」
苦しい言い訳をして足早にすり抜けようとしたその瞬間、軽く、腕を掴まれた。
「お前、まだに言っていないのか」
「・・・・」
その先は口にするなと、目で強く制する。万が一に聞かれることを恐れるのだ。
・・・そう・・・、自分たちは、本当の兄妹では、ない・・・。
「・・・言ってしまったら、止められなくなります」
リビングに戻り、膝を抱える弟の前に、コーヒーを置いてやる。たっぷりの角砂糖とポーションミルクも添えて。
「もお前を慕っている。・・・無論今の段階では、兄として、だが」
L兄はブラックのまま口に含んだ。
「いずれ妻にすればいい。受け入れてくれるんじゃないか」
「・・・・」
砂糖とミルクを普段通りの量入れて、くるくる、くるくるかき混ぜる。
二人きりのリビングに、食器のこすれるわずかな音が響いた。
抑えた照明の下、目を伏せるようにして甘いコーヒーをすする弟の、青白い顔に落ちる影を、L兄は見つめていた。
「・・・怖いんです・・・」
兄妹という堰でようやく持ちこたえているようなものだ、それを取っ払った瞬間、あの無垢なを、めちゃくちゃにしてしまう。土足で踏みにじるように、傷つけ汚してしまう。
それが怖い。
愛しい人を泣かせてしまうなんて。
今は敬慕に満ちて向けられている瞳が、侮蔑に染まるのを見なければいけなくなるなんて・・・。
「・・・やれやれ何て顔してんだ。名探偵の名が泣くぞ」
世間ではその名を聞いただけで平伏する者すらあるというのに。
「・・・名探偵なんて・・・そんな名前なんて・・・何の役に立つんですか・・・」
膝に置いた手に、力がこもる。
「私だって知りませんでした。自分がこんなに脆いなんて・・・!」
「・・・・」
切羽詰った様子に、息を呑んだ。L兄の顔から、余裕の笑みが消される。
弟の・・・Lの、極端ともいえる性情を、改めて知らしめられ、背筋がゾッとした。
全てを奪うしか出来ないのだ、そうすることでしか愛せない。
血が繋がっていないことを明かさず、兄としてそばにいるのは、ギリギリの譲歩なのだろう。
この様子を見れば、それもいつまで続くか、危ぶまれるが・・・。
「・・・私が連れて行くよ、を」
「・・・いやです」
「を傷つけるかお前が傷つくかしかないなら、離れた方がいいだろう」
「いやです・・・」
膝に顔を埋めんばかりにして、ようやく声を出す。骨ばっていて細い肩が、わずかに震えている。
兄Lは、短く息を吐き、タバコを取り出した。
「・・・どうしたいんだ、お前」
「・・・それが分からないから、困っているんです」
いくら気をつけたところで、は別の男に・・・例えばニアのように近くにいる男に、そのうち、取られてしまうのかも知れない。
かといって、言ってしまったら。今まで兄としか見ていなかったは、戸惑うだろう。その戸惑いも消えぬうち、独占したくなり・・・実行してしまう自分が目に見えるのだ。受け入れてくれようとくれまいと、力ずくでも。
また、L兄の言うことを聞くなんて、論外だ。そばにいるために、兄という立場に甘んじているというのに。
「いつまでもそのままでいられるのか」
「・・・・」
分かっている。
自分が一番、よく分かっている・・・。
「まあ、成り行きに任せるのもひとつだが・・・というより、今のところはそうするほかなさそうだが」
タバコを指に挟み、ソファに背を預ける。脚も組むとふんぞり返るような格好になった。
丸まっているLとは正反対だ。
「を泣かせでもしたら、私がお前を許さない」
「・・・・」
強い瞳から、逃れられもせず、のろのろと目を上げる。
「いいな?」
念を押されて、頷いた。頷くしかなかった。
子供みたいに。
「・・・兄さん・・・」
足の指をいじりながら、ゆるり、ゆるり。
絡まった感情の糸端を、Lは掴もうと試みていた。
どうしても、言葉にはできなかったけれど。
−触れては壊してしまう。触れずにいると壊れてしまう−
痛いような愛を、L兄は笑えはしなかった。
そのままの格好で、ソファで寝入ってしまった弟に、そっと毛布をかけてやる。
親指をくわえて丸まって、まるで赤ん坊だ。
(・・・が、男として見て、愛してくれたら・・・)
弟にとっては、それが一番なのだろうが。
あの天真爛漫なが、これほどまでに重い執着に、一生応えていけるものか・・・。
(いずれ破綻する・・・か)
どちらに転んでも、あまりいい結末のようには思えない。
L兄はちょっとアンニュイな気分で、もう一本、タバコに火をつけた。
「えー、L兄ちゃん、もう行っちゃうのー!?」
朝も早くから部屋に入ってきて、もう出て行くという長兄に、はあからさまなむくれ顔を見せた。
「ごめんよ忙しくてね」
本当は皆が寝入っている真夜中に出て行くつもりだった。
延ばしたのは、せめてひとこと、に言っておこうと思ったから。
「」
ベッドからようやく起き上がった妹の肩に手を置く。
「あいつを・・・、頼む」
「・・・どうしたの? 改まって」
は笑っていた。
「私に出来ることはなんでもするよ」
「・・・ああ」
汚れもない、翳りも。その明るい、澄んだ瞳に、L兄はなぜか安堵を覚えた。
少し見ないうちに、はまた大人に近づいて。より強く、優しく成長したんだな、と思う。
「が大変なのは分かっているつもりだし・・・。色々なもの、一人で抱えて・・・」
顔を上げて、明るく笑う。
「分けてくれたら、いいのにね」
「・・・その気持ちだけで、救われるよ・・・」
・・・もしかしたら、は、知っているのだろうか。
知っていて、こう笑えるものだろうか。
確かめようと、もう一度顔を覗き込もうとしたとき、階段を上ってくる足音に気付いた。
「・・・何やってるんですか、二人でコソコソと」
「あっ、オハヨー」
「別れを惜しんでいたんだよ」
手を離すどころかギューっと抱きしめると、は苦しいと暴れ、Lはやめてください、と割り込んでくる。
いつもの三人、変わらぬ関係。
ずっとこうであればと、願うものの・・・。
Lの烈しい想いは、決してに伝わることもなく。
日々は慈しみに満ちて、過ぎてゆく。
「あれ、みんなは?」
放課後、新しくオープンした甘味処に皆で行こうと約束していたのに。忘れ物を取りに行ったが戻ると、玄関にはニアしかいなかった。
「先に行ってしまいました」
あの日以来、何かあれば二人きりにしてくれようとする。それは心遣いというよりむしろお節介で、ニアには少々わずらわしかったものの、いっそ利用しようと思い至った今日この頃である。
「ニア、待っててくれたの。ありがと」
「いえ・・・」
二人並んで歩き出す。
「もうすぐ期末テストですね」
「うん。・・・ニアは頭いいから余裕だよね〜。私、物理がどうしても・・・」
「教えてあげますよ」
前を向いて歩きながら、ニアは髪をいじっている。
「今度、二人で勉強しましょう」
「二人で・・・?」
不意にドキッとしてしまう。ニアは何気なく言っただけだろうに(もちろん、当のニアからすれば、何気なさを装った誘いのつもりだ)。
「・・・・それなら是非、家に来て勉強してください」
いきなり後ろから聞こえてきた、嫌なくらい聞き覚えのある声に、二人ともビクッと振り向く。
「・・・」
またか・・・。は額をおさえる仕草をする。
「何でこんなときにまで、つけてくるのよ」
「人聞き悪いですね」
裸足にスニーカーでスタスタと、二人を追い越した。
「私の前に、たまたまあなた方がいただけです。新しく出来た甘味屋に行こうと思いまして」
「・・・私たちもそこ行くところだったけど・・・」
偶然じゃないだろう絶対。
「じゃあ、お店まで一緒に行きましょう」
と、やや強引にとニアの間に入り込む。
「ニア、試験勉強ならうちに来てやってください。私も教えてあげられますし」
猫背のLに顔を覗き込まれるようにされて、ニアは目を逸らした。一応「はい」と返事をした、その口もとはとんがっている。
「・・・お邪魔させてもらいますお兄さん」
棒読みだ。
だからお兄さんと呼ぶな。・・・とは思うが、の手前それ以上は口に出せず、淡髪の華奢な少年を見下ろす。
「・・・・」
一瞬、ニアは顔を上げて。
バチッと目が合った。
「あっ、粧裕ー」
緊張感のかけらもなく、が手を振る。いつの間にかお店に到着していた。
「私はテイクアウトだけですから、邪魔はしません」
Lは先に入っていってしまう。
店内で手を振り返す粧裕の姿に安心したであろうことは、の目にも明らかだ。
「ホントには・・・。ごめんね」
「いいえ。いつものことでしょう」
を好きになれば必ずついてくるオプションだ。こんなことでくじけていられない。
(勝負は、これからですから・・・)
黒髪長身の後ろ姿を、じっとにらんでいた。
「またついてきたのか・・・。お前の兄ちゃん、おかしいって絶対」
口の悪いメロに、ムッとする。
「心配性なだけよ」
度を超えている。
「お前ら、もうここには来ないのかと思ってた」
マットの言った意味が分からず、は皆を見回す。なんだかニヤニヤしていて気持ちが悪い。
マットはニアに、「を連れて行けば良かったのに」と目で語るがニアは無視した。
ゆっくりと進めていかなければ、ダメになる。
と付き合うためなら、どれだけ時間と手間をかけても、惜しくはなかった。
「もうすぐテストだよねー、ゆーうつ・・・」
「そうだね・・・」
ため息の粧裕にあいづちを打つが、「みんなで一緒に勉強しよう」とは言い出せなかった。
少し前のだったら、こだわりなく提案していたところだけど。
スペースランドのことがあってからだ。なぜだろう、ニアに「二人で」と言われたことを、みんなに知らせたくはない。
「最終日にカラオケ行こうぜカラオケ」
「もう終わる話かよ」
「でもいいねカラオケ、みんなで行こう」
三人盛り上がる中で、ニアとの目が合った。
心音が、オクターブ上がった・・・気がした。
気持ちの行方、恋の行方は、まだ誰にも予測がつかない・・・。
END
・あとがき・
ようやく完結です。長くかかりましたね。
兄L登場。ここでは「L兄」と呼んでいますが。
実の兄妹ではないというのは、ありがち設定ですが、ベーシック好きとしてはこんな感じで。
それにしても、こんな深刻にするつもりではなかったのに・・・ちょっと重くなってしまいました。
最初はL兄が夜中にこっそりいなくなってしまうんだったけど、ラスト何とか救いを持たせたくて、ちゃんと話をしてもらい、更にみんな一緒のシーンを追加して少し明るい雰囲気に持っていこうと頑張りました。
さて、この先、どんな展開がいいでしょうね?
1・実はちゃんも、血が繋がっていないことは知っていて、二人結ばれる。
2・Lが暴走してしまうが、最終的にはちゃんがLの愛を受け入れる。
3・最初はニアと付き合うが、Lを好きだという気持ちにちゃん自身が気付く。
4・Lが最後まで黙り通し、妹の幸せを願う。
5・皆仲良く、とりあえず現状維持。
6・その他
是非投票してください。
続編を書くときの参考にさせていただきます。
続編・・・書きたいですね。このままでは消化不良ですから。
あまり長い話は書きなれないもので、統合性も何もなかったかもしれませんが、楽しんでいただけたら幸いです。
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