「伍長ー、ギロロ伍長っ」
 いつものようにテントの前で武器の手入れをしていたら、朗らかな声が近付いてきた。
 内心、激しく嬉しかったけれど、素直に態度に出せるような男じゃない。
「・・・か。何だ?」
 顔も上げず、そっけなさを装う。
 は構わず、そんな伍長の傍らに立った。
「あの、一つお願いがあるの」
 お願い・・・。
 その言葉に、いっきに心拍が跳ね上がる。
「おっお前が俺に・・・何の・・・」
 声も一部裏返った。
「あのね、実は・・・」
 腰をかがめるようにして、耳元に囁いてきた、の願いとは・・・。


 
ハートボイルドはお好き?


「戦闘訓練をして欲しいというのか!?」
 ぴかぴかの銃身に写ったが、笑いながら小さく首を左右に振る。
「そんな大げさなのじゃなくて、ちょっとした護身術でいいんだけど・・・」
 目を上げると、のきゃしゃな肢体がそばにある。
「・・・いや、それなりの体もできとらんのに、いきなり技だけ覚えようとしても・・・」
 夏美といい、ペコポンの女は侮れない。おとなしそうに見えるまでもが、軍事訓練を志願するとは・・・。
 いやいや、誰もそこまで求めてませんけどね・・・。
「・・・そっか、ダメかぁ・・・」
 ため息は重く地に落ち、の悩みを物語る。
「何か、ワケがありそうだな」
 目で促すと、はギロロのすぐ隣にすとんと腰を下ろした。
 触れ合いそうな距離に、ギロロはどぎまぎして、武器を置くふりでさりげなく一人分くらいの隙間を空ける。
「実はね・・・」
 は距離など頓着なく、近頃自分の身に起こっていることを語り始めた。

「な・・・ストーカーだとっ!?」
 ギロロは一旦置いていた銃を取り、目を血走らせて立ち上がった。
「けしからんなどこのどいつだ!? 俺が木っ端微塵にしてくれるわ!」
 今にも庭へ連射しそうな勢いに、はひるむ。
 まあまあ落ち着いて、と赤い背中をぽんぽん叩いてやると、ようやく伍長は座ったけれど、なぜかますます赤くなっている。
「・・・どこの誰か、私も分からないの。だけど、会社帰りに誰かつけてきたり、部屋の窓から外を見ると帽子被った男の人が立っていたり、電車の中でチカンに遭ったり・・・」
「チ・・・チカンっ・・・」
「ここまでくれば気のせいとか偶然じゃないだろうなって・・・何かあったらと思うと怖くて・・・」
「・・・むう・・・」
 銃身に添えた手に力がこもる。
 怒りやら心配やらで、小刻みに震えた。

 それから二日後、夜遅く。
 は駅から自分のアパートまでの道を、mp3プレーヤーで音楽を聴きながら急ぎ歩いていた。
 ギロロは一人で夜道を歩くなと忠告してくれたけれど、残業だったのだから仕方ないし、家までそう遠くない。
 賑やかな音楽で気を紛らわしながら早足で行けば、すぐに着く・・・。
 でも、女性の皆さん、ヘッドホンで音楽を聴きながら夜道を歩くのは危険ですよ。周りの音が聞こえないし、注意力も散漫になってしまいますからね。
「・・・!」
 背後に人が近付いてきていたことに、全く気付かなかった。
 口をふさがれ、力ずくで細い路地へと引きずり込まれる。
 ヘッドホンが外れ、mp3プレーヤーがアスファルトの上に落ちた。
「ん・・・んー!」
 暴れるの耳元に、聞き覚えのない男の声が吹き込まれる。
ちゃん・・・好きなんだよォ・・・」
「んんん・・・」
 嫌悪感に吐き気を覚えながら、いやいやと首を振る。逃げられない、声も出せない。
「Hさせてよ・・・ねェいいだろ・・・」
 ねちっこい声、片手で服の上から体をまさぐられ、恐怖とおぞましさに涙が出る。
「んー、んーー!!」
 必死に抵抗しながら、呼んでいた。
 声は出せないけれど、叫び続けていた。
−ギロロ伍長!−

 ゴゴゴゴゴ・・・!
 地震かと思った瞬間、
 ドドドドド!!!
 爆音が耳を聾し、爆炎が地を裂いた。
「うわっ」
 思わず手を離したストーカーにすかさず丸い手榴弾が投げつけられ、閃光と同時に男は吹っ飛ぶ。
「・・・あ・・・」
 折から吹いてきた風に硝煙が払われ、丸い頭の異星人がその姿をつまびらかにした。
「・・・ギロロ伍長!」
 赤い身体にバズーカを抱え、鋭い目つきで辺りをうかがっている伍長のもとへ、は駆け寄る。
 鼻をつく火薬のにおいも、今は不快ではなかった。
「ありがとう・・・」
「礼には及ばん。夜道には気をつけろと、あれほど言っただろう」
 ストーカーは髪アフロの黒コゲでのびている。しばらくは気を失ったままだろう。いい気味だ。
 装備していた武器を戻し、身軽になって、ギロロはmp3プレーヤーを拾い上げる。
「発信機が役に立ったな」
 護身術を教える代わりに、超小型発信機を愛用のmp3プレーヤーにくっつけておいたのだ。何か異状があったとき、即駆けつけられるようにと。
「うん・・・ほんとに、ありがとう」
 受け取るとき、指先が触れた。
 ドキドキしているのは、二人とも同じ。
「コイツはもうお前に近付いたりしないだろうが・・・何かあったら、また俺が守ってやる。俺が、お前を、ずっと守る・・・」
「・・・ギロロ・・・」
 すとん、と両膝をつくと、は想いの迸るまま、赤い小さな身体を抱きしめた。
「じゃあ私、ずっとギロロのそばにいるね・・・」
「・・・」 
 赤いのがもっと赤くなって、にわかに全身から発せられた熱に、
「あつあつ、熱いっ!」
 抱っこしていられず思わずは手を離した。
 シュウウ・・・
 ギロロの体から湯気が上がっている。まるでヤカンだ。
「だっ大丈夫? ギロロ・・・」
 ケロン人の体の不調かと、再び触れようとしたら、
「さっ触るな! 大丈夫だ俺は!」
 くるんと背を向けられた。
「・・・さて家まで送ってくぞ。敵は一人倒したが、この先も何があるか分からんからな・・・油断するな!」
「ハイッお願いします伍長!」
 ピシッと敬礼してから笑い、コゲ臭い細路地を後にする。
 一定の距離を保ちながら歩いてゆく二人を、月が明るく照らし上げてくれていた。

「・・・そういうわけで、何かお礼したいんだけど・・・、ギロロに何をあげたら喜ぶかなぁ」
 次に日向家に遊びに行ったとき、たまたまギロロは不在だった。
 はこの間のことを皆に話し、相談を持ちかけてみる。いつも一緒のケロロたちなら、ギロロが喜ぶ物も知っているだろうと。
「なーんだ、そんなこと簡単だヨ〜。ちょっと耳を貸すであります!」
 張り切る軍曹に耳を傾けると、
「○○を××で、更に△△・・・」
 こしょこしょと囁かれた言葉に、はカアッと頬を染める。
「やだ、それはあんまり大胆すぎるんじゃ・・・」
「?」
「?」
 日向家の姉弟は、揃って首をかしげていた。
「まァ、行けばいいんじゃねーの? 好きな女にされて嬉しくない男はいねぇぜェ〜。クックックッ・・・」
 口元に手を当て、グルグルメガネの曹長が笑う。
 ケロロの言うことなど、聞かなくても推測は容易だった。
「・・・ギロロは私のこと、好き・・・なの、かな?」
 ますます赤くなるを、タママはきょろんとした目で見上げた。
「あれだけバレバレなのに、気が付かなかったですかぁ?」
「分かりやすいですよねー。てゆーか、相思相愛?」
「ギロロ君は自分から言えないタイプでござるから」
 次々畳み掛けられ、はどんどん小さくなってゆく。
「ここは殿が積極的になるべきであります!」
 ケロロの一言がとどめで。
 皆にそそのかされたは、体を張ったお礼作戦を敢行することとなった。

「・・・ふう・・・」
 ペコポン調査に思いのほか時間を費やしてしまった。もう空には星が瞬いている。
 いつものようにテントに戻ったギロロは、中に人が・・・しかも下着姿のが、横になっていたものだから、びっくり仰天。
「な・・・な・・・な・・・」
 すぐには言葉にもなりゃしない。
「・・・あ、お帰りなさい、ギロロ伍長・・・」
 待っているうちについウトウトしてしまっていたことを恥じながら、は身を起こす。
「な、なんだ、その格好は・・・ここで何をしてる・・・」
 カッコ悪いくらい、声が上ずる。目のやり場に困るとはこのことだ。
「あの、この間のお礼を・・・」
「礼には及ばんと言ったはずだ」
 とうとうギロロは背を向けた。
 は少し、悲しくなる。
「・・・私、ギロロに喜んで欲しくて・・・」
「見て分からんか、困ってるんだが・・・とにかく早く服を着て・・・っ!?」
 息が、止まりそうになる。
 背後からぎゅっと抱きつかれて−。
「・・・
 内心大パニックだったけれど、取り乱すわけにもいかず、ただ固まっていた。文字通り赤いダルマみたいに。
 テント内の気温が、急上昇してゆく。
「ねぇギロロ伍長、私の気持ちを聞いて・・・」
 密着状態で囁かれる言葉は麻薬か、思考が飛んでいきそうになる。
 気持ち・・・の気持ち・・・。
「私・・・、ギロロのこと・・・」
 彼女が何を言わんとしているのか。
 思い至った瞬間、ギロロはハッとした。
「ち、ちょっと待て、!」
 強引に言葉を遮ると、反射的に緩んだ腕の中、回れ右をしてと向き合う。
「お、俺の気持ちから、先に聞いてくれんか・・・」
「・・・ギロロ」
 ギロロの体が熱い。今にも発火しそうだ。それでも今度は、も手を離さない。
 勢いに任せて告白してしまうつもりだったは、それを止めたギロロが何を言い出すのかと、じっと耳を傾けていた。
 ギロロもの目をいちずに見つめる。
 ギロロの目つきでは、まるでにらんでいるかのようだけれど。
「おっ俺は・・・お前のことを・・・」
 秘めていた方がいいんだと思っていた。
 だけど、女に先に言わせるなど、自分自身が許せない。
「・・・好きだ・・・」
 誰にも言ったことのない、大切な言葉は、二人きりのテントでの心に真っ直ぐ届いた。
「・・・嬉しい・・・ギロロ・・・私も大好き!」
 ぎゅうっと抱きしめ、抱きかかえる。ヤケドしたって構わない。
「うぐっ・・・!」
 胸を押しつけられ、ギロロは鼻血を噴く。
・・・よせ、放せ!」
「どうして? お互い好きならいいじゃない・・・。私もう覚悟は出来てるから・・・」
 急に艶っぽい声を出して、伍長の丸いほっぺを指先でなぞる。
「ねっ・・・泊まっていっても、いいでしょ・・・?」
「泊ま・・・って・・・」
 ギロロの頭の中を、妄想がものすごいスピードで展開されぐるぐる回る。
 しかし、頭の片隅に残ったひとかけの理性が、かろうじてストップをかけた。
 ぶんぶん頭を振ると、両腕を突っ張っての体を少し離す。
「ダッ、ダメだ・・・」
「ギロロ・・・」
 恋人にする気がないのか、それとも自分の魅力不足か。
 再び悲しそうな顔を見せるに言い訳をするように、ギロロはしどろもどろになりながら、喋る。
「い、いや、お前のことは、その・・・好きだ。恥をかかせることになるのも、分かってる・・・。だっだが、今はダメだ・・・その代わり・・・」
 そっ、と両手を差し伸ばし、の両頬に添えると、自分からキスをした。
 軽いキスですぐに離されたけれど、は脱力しぽーっとしてしまう。
「お前のことを大事にしたいし、俺には任務がある・・・分かってくれるか?」
 低い声に、大きなつり上がった目と頬の傷に、うっとりとしては頷く。
「・・・じゃ、早く侵略しちゃってね・・・」
「い、いいのかそれで・・・」
 仮にも自分の星だろうに。
 周りが見えなくなるほど真っ直ぐなは、やはり愛しくて、ギロロは苦笑しながらも優しい声をかけた。
「焦るな・・・俺の気持ちは変わったりしない」
「・・・うん」
 ギロロの言うことは、信じられる。
 不器用だけれど、こんなに実直で優しい人は他にいない。
 だから好きになった。
 宇宙人だけど。侵略者だけど。
「・・・ね、もう少し、ここにいてもいい?」
「少しだけだぞ・・・。そ、その前に・・・」
 ふと大事なことを思い出して、ギロロは再びくるんと背を向ける。
「服を、着てくれ」
「あ・・・ゴメンナサイ」
 両手で体をかばい、も照れ笑いをした。
「帰りは送っていってやるからな」
「うん・・・手間かけちゃうね」
「気にするな。この前のこともある」
 トップスに袖を通しながら、はギロロの地肌よりさらに真っ赤な後ろ姿を見つめる。
(・・・ギロロ伍長・・・)
 胸にもやもやと湧いた希望は、ひとつの決心という形を取った。

 さてその後日のこと。
「今日から我が小隊に、新入隊員を編入させることになったであります!」
 隊長がもったいつけて紹介した新入隊員の、しかもペコポン人の姿を見て、ギロロは絶句した。
殿であります」
「よろしくお願いしまーす」
 皆に挨拶した後の、明らかに自分だけに向けられた微笑みに、あんぐり開いた口が元に戻らない。
「さーこれでペコポン侵略もポンポーンと進んじゃうよー」
「ち、ちょっと待て、ペコポン人を隊に入れてどうする・・・」
「これも戦略だぜェ。ペコポンのことはペコポン人が一番よく知ってるだろうしよ」
「来る者拒まずですよねー。ってゆーか、千客万来?」
「伍長さんホントは嬉しいクセに、素直じゃないですぅ」
「な・・・」
 気が付けば心なしか皆ニヤニヤして、自分とを見比べている。
 ドロロまでもが、意味深な微笑をたたえて見守っているではないか・・・。
 いかに鈍いギロロでも悟ろうというものだ。
 皆が、「あの夜」のことを誤解している・・・!
「待てーッ、何もない、何もしてないッ、まだ・・・」
 必死になればなるほど、皆のニヤニヤは深まってゆく。
 当のまで赤くなってもじもじとするものだから、まるで肯定しているかのようだ。
 ギロロはガクッと頭を下げて、諦めざるをえなかった。
 こうして、既成事実を勝手に周りから固められてしまったのだった。

「何で、会社を辞めてまで俺たちの隊に・・・」
「ずっとそばにいるって、言ったでしょ」
 悪気なく返されて絶句する。
 侵略会議の後、庭に出てテントの前に並び座っている二人だった。
「雑用でも何でもやるし、情報処理も出来るし、手先も器用よ私。戦闘は出来ないけど、そこは伍長たちにお任せってことで」
「ま、まあ、それはもちろん・・・」
「みんなで侵略頑張ろう、ねっ」
「お、おう・・・」
 押されて、何となくそれもいいような気がしてきた。
 皆も歓迎しているものを、一人反対する理由はないし、ペコポン侵略が進むなら願ったりではないか。
 生真面目に頷くギロロの横顔を見つめ、は笑う。
(うふふ・・・。いつも一緒にいられて、伍長の任務を手伝えるなんて最高。ってゆーか、一石二鳥?)
 モアちゃんの口癖が移っちゃったようです。
(転職して良かったー)
 給料は果てしなく不安ですよ・・・。
「ギロロ」
 すすっと寄り添っていくと、同じ分ギロロは横にずれてよけようとする。
「どうして逃げるのよー」
「・・・人の目がある」
「みんな知ってるんだから、いいじゃない」
「そーゆー問題じゃないっ」

「・・・どこまでもお堅いねェ、先輩は・・・」
 モニターに映し出された庭の様子を眺めつつ、クルルはひとりクックッと笑う。
「隊に入れるほど有能な娘でもないが、上手く使えばオッサンのモチベくらいは上げてくれるだろ・・・ククク・・・」
 画面の中で、はキスをねだる仕草で迫っている。ギロロの真っ赤になって慌てる様子が、可笑しい。
「ヘタすりゃ骨抜きだな、ありゃ」
 そのうちに二人はテントの中に入ってしまったので、お楽しみかよ、ちっ・・・と毒づきながら映像を切ってしまう。今度はあのテントの中にもカメラを仕掛けておくとしよう。
「そのうち、あの娘のマニアックな写真でも撮らせてもらおうか・・・クーックックックッ・・・」
 暗い笑い声を聞く者は、誰もいなかった。

「ギロロ!」
 テントの中なら、人の目もない。
 思う存分抱きついて、自分からキスを奪った。
「こ、こら・・・ペコポン人はどうしてこうも・・・」
 低い声が、いっぱいの胸に染み渡る。
 何を言われても、愛しい人の熱い体を離す気はない。
「ケロン人は、好きでもハグしないの? キスしないの?」
 この衝動は、地球人しか持ちえないもの・・・?
 ギロロは少しの沈黙の後、静かに顔を上げて、を見た。
「・・・お前となら・・・そうしたいと、俺も、思う・・・」
 それはギロロにとっては未知の感情で、戸惑うばかりだった。無論、体面や戦士としての己のあり方といったものも、邪魔をしていた。
 だけど何も恐れずにぶつかってくるの前で、その包み込んでくれるような笑顔の前で、自分の中の頑なな部分が、少し綻びてきたことを、ギロロは感じていた。
 二人きりの今なら、思ったことをそのまま口にしてもいいんじゃないか、とも。
「・・・ペコポンを侵略したら・・・、そのとき、本当に、お前を俺のものにする・・・」
「・・・うん」
 侵略者と侵略される側で、こんな会話を成り立たせている不条理さに、二人とも気付いてはいた。
 少しだけ切ない気持ちを織り込んで、強く強く抱きしめ合う。
 そして今度は、お互い引き合うように、唇を合わせた。




                                                             END



       ・あとがき・

大好きな、ギロロ伍長です。
彼の一途さは、微笑ましいやら切ないやら。
「夏美ー!」って、ギロロ役の声優さん、何度叫んでるんでしょうね(笑)。
どうしても「好き」の二文字を言えない。
もどかしくて可愛い。砂漠に二人きり飛ばされた話が好きです。

今回はドリームなので、パラレルのような感じで。
成人女性と恋をして、ちゃんと想いを伝えることも出来るギロロを書きたかった。
夏美ちゃんに対する妄想が叶うようなイメージ。
でもやっぱりギロロは簡単に一線を越えない男。
地球人とケロン人で一線を越えられるのか? という疑問はありますが(笑)。

タイトルはうしろゆびさされ組の歌から。
ハードじゃなくてハートなの。





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