END 


・あとがき・


昔、「悪魔(デイモス)の花嫁」というマンガが大好きで、何度も何度も立ち読みをしていました。
ヒロインの美奈子ちゃんが悪魔デイモスに見初められるんだけど、カッコいいデイモスの「永遠の命と美」という誘いをキッパリと断るんですね。
それを下敷きに、ハーデスの「色の無い世界」の感じも混ぜて、タナトスドリームを組み立ててみました。タナトスのドリームを読みたいというリクエストもありましたので。

私自身が悩んだり考えたりしていることも、織り込んであります。
ちゃんを聖闘士設定にしたのは、聖闘士は年若くてもハッキリと「大切なもの、守るべきもの」を持っているから。
普通の人だと、こんなにもきっぱり拒むことはできないのかも。
永遠の若さと命はいらないにせよ、辛いことも苦しいこともない極楽浄土って、魅力です。生を放棄したいとまでいかなくても、今いる場所から逃げ出したいと思うことはあるから・・・少なくとも私はちょっと、惹かれるなあ。
まあ、そんなのに惹かれる私に、タナトスの誘いなんてあるわけはないのですが!(笑)

せっかく聖闘士設定にするのなら、黄金聖闘士の弟子にしちゃえと欲張ってみました。
師匠は、なぜかアイオリア以外考えられなかったのですね。運命や神に逆らう・・・って、エピソードGでそんなことをしているので、どうもそのイメージが強くて。だからちゃん、電撃系の技を使うの。
アイオロスのことも「兄さん」と呼んでいたりして、しかも二人に可愛がられていて、いいなあ。
ちなみに、女性の聖闘士の仮面は廃止という設定です。

ヒュプノスも最後ちょっと出てきて、タナトスもちゃん落とす気満々で。
何だか続きそうな雰囲気ですねー。だって二人、全然くっついてないもんね(笑)。
気が向いたら、続編も書いてみたいですね。


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