END





・あとがき・

この「私的夢100題。」って、いつ作られたお題なんでしょうねぇ。「ノストラダムス」というお題があるとは。
1999年なんてあっけなく過ぎ去ってしまって、今思えば何だったんだろうノストラダムス。っていう感じですが、実はここに書いたのはほとんど私自身が感じたことだったりします。
子供の頃、アニメ「北斗の拳」オープニングを見て私は1990年台が来るのが怖くてしょうがなかった。
「世紀末」という言葉があちこちで聞かれ、色んなところでノストラダムスの大予言が取り上げられ、怖がりな私は恐怖を感じていました。
「本当に地球が滅亡してしまったらどうしよう。でも、みんな一緒に死ぬんだったらしょうがないか・・・」と思っていたことを覚えています。
いざ迎えた1999年には私はもう現在の夫と婚約をしていました。「無事に7月を越えたら、結婚式だね」と話し合っていたものです。
そして、本当に幸せな今死ねるなら、それでもいいか、と思ったのも本当です。それって暗い幸福感とでもいいましょうか、決してキライではないし、否定もできない感覚なんだけど。
結局、何事もなく。こうして生きていて。それなり辛いこともあったりするけど、暮らしていると、あのときとは正反対の未来のある明るい幸福感の中にいるんだなって思います。
どっちがいいとか悪いとかいうのではなく。
まぁなんかだんだんおっそろしい世の中になってきているんだけど。ホントはあのとき滅亡していた方が良かったんじゃないの? とは、思いたく・・・ないですねぇ。

ノストラダムスの予言なんて日本人だけが騒いでいるもので、外国ではほとんど知られていない、というのを何かで見たような気がするので、黄金聖闘士のみんなに笑い飛ばされるという話にしました。
人から相談を持ちかけられたとき、私は「その出来事自体が問題なんじゃなくて、この人が困っているのが問題」という考えで相手の話を聞きたいと思っています。
「そんなのただの迷信」って笑い飛ばすのではなく、「こんなに不安がって、大変だね」と話を聞いてあげたいなぁと。
同じように、「仕事が大変で疲れた」と言われたら、「そんなの大したことないじゃない! みんな大変なんだから。君も頑張れよ」とは言わず、大変だと言っている相手の心に同調してあげたい。
アルデバランって、そういうことを自然にやってそう。そういうところが、彼の人間的な魅力なんですね。そして彼はお父さんにしたい人ナンバーワンですねっ! 日曜日のお父さん。最高。


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