スキュラのイオ

大切なものを命がけで守ったいちずさに感動。海闘士の中では一番好きなキャラ。
 
 

私の兄がよく「スキュラのイーオー」ってヘンな節つけて歌っていたのを思い出してしまいます。
なんかゴロがいいというか、勢いのある名前です。
「イオ」って短い名前ですよね。ギリシア神話にも出てきますね。イオという乙女を愛したゼウスが例のごとくヘラの嫉妬を恐れて、彼女を牛に変えてしまうんですが、イオは父親に自分だと分かってもらいたくて、ツノで地面に自分の名前を書くんです。「ＩＯ」。短い名前だから書きやすかった、というエピソード。
いつかドリームに使えないかな、と狙っています（笑）。短い名前ネタね。
それから、英語の辞典で「between skylla and　カリュブディス（カリュブディスのスペルが分かりませんでした）」という慣用句を見つけて、「進退窮まって」という意味なんですが、嬉しくてハマっていた時期があります。

昔から大好きなキャラのひとりです。海闘士では一番。一時期アイザックとどっちが一番か悩んだ時期もありましたが、やっぱりイオが一番。
身をていし柱を守ったところから、真面目さと素直さを読み取ったのがきっかけだと思うのですが、小説で書いていくうちにどんどん子供っぽくなっていった人。
当時書いていたマンガや小説では、イオの出番は本当に多かったんです。主人公の女の子に熱烈にホレてましたから（笑）。報われなかったのが可哀想だな・・・。

スキュラ鱗衣も持ってましたよ。ハチの針やらヘビの頭やら、部品がやたら細かくて、しかも左右不対称のため他の聖衣などよりもずっと組替えが複雑でした。でもその複雑さが好きで、やり方を覚えてからはよくオブジェにしたりイオの人形につけたりと遊んでいたものです。

アニメのピンクの髪が可愛くて大好き。でも小説で「ピンク色の髪」とはとても描写できませんが（笑）。瞳はブラウン。
ギリシア神話の「スキュラ」から、多彩な技を持つ海闘士として設定したアイディア、いつものことながら車田先生には感服です。
 

・ドリームでのキャラづけ
昔私が書いていたような感じだとあまりにも子供っぽすぎるので、さすがに少し控えました。でもベースはやはり真っ直ぐで素直な優しい人。
どういうわけか学生さんのイメージが強いのです。
最初に書いた「brand-new tomorrow」は記憶喪失ネタでちょっと切なかったけれど、イオのひたむきさと思いやり深さを存分に書けたと思っています。
「欲しいんだ。」ではちょっとアダルトなシーンも入れて二面性のようなものを描いてみましたが、そういうのも似合うことを発見。
バイアンとのダブルキャラドリーム「写真」では、バイアンとの対比という意味もあり、女の子のことを知らないけれど好奇心は旺盛な、まるで思春期の男の子のように描きましたが、実年齢よりも幼かったかな。
今度は雰囲気を変え、もっと快活で現代風（？）なキャラとして書いてみたいと狙っています。あの顔立ちなら、ちょっと強引に押してくるってのも合いそうです。
イオのドリームってあまり見かけませんが、皆さんどんなイメージをお持ちなのでしょうね。

・ヒロインのデフォルト名
「シレーネ」としています。シレーネは私が昔作ったオリキャラ。ソレントの妹で海妖精（ネレイデス）の海闘士、ヴァイオリンの名手というキャラなんですが、密かにイオに片想いしていたんですね。でもイオはずーっと、別の女の子を好き（これも片想いだけど）だったので、シレーネの想いは報われなかったのです。可哀想なので、イオドリームではいつもヒロインデフォルトを「シレーネ」にしています。

・私とイオなら
どうしても可愛い年下イメージなので、弟分として可愛がりたい。「ねえさん」と呼ばれたい！
でも、もし告白でもされたら、そりゃ迷わずＯＫですよ！　きっと大切にしてくれることでしょう。なぜか結婚まではいかないような気はするのですが（笑）。
 
 
 

Ｈ１７．４．２７

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